カフェイン構造式ポーチを試作✨

はじめに

こんにちは。刺繍作家のmaileです✨

本記事は試作品の「カフェイン構造式のミニフラットポーチ」の紹介になります🪡
一見すると、模様に見える線と文字の組み合わせ。
でも実はこれ、私たちに馴染みのある「カフェイン」の分子構造式なんです。

この記事では、作品の魅力とともに、理系的な豆知識も交えてご紹介していきます。


ポーチの特徴:シンプルで使いやすい

このポーチの特徴は以下の通り✨

  • ファスナーでサッと開閉可能
  • カードがすっぽり入るサイズ感で、小物の持ち歩きにぴったり
  • 常備薬、リップやUSBなどを収納可能

コーヒー色の糸で刺繍したことで、落ち着いた印象に仕上がりました。
性別やシーンを問わず使える、可愛くて知的なアイテムです。


模様の正体は「カフェイン」!?

ポーチに刺繍されているこの模様…、教科書で見たことがある!という方もいるかもしれません。
これは、カフェイン(C₈H₁₀N₄O₂)という化合物の構造式です。

カフェインは、コーヒーや紅茶、エナジードリンクに含まれている覚醒作用のある成分。
構造を見ると、六角形の輪っか(ベンゼン環)や五角形の輪っかが繋がっています。
いつも飲んでいるコーヒーや紅茶を分子レベルまで拡大すると、こんな構造物が含まれているなんて不思議な感じ☕


カフェインって何? 眠気を吹き飛ばすしくみ

カフェイン=眠気覚まし」とはよく聞きますが、なぜ眠気が覚めるのでしょうか?

カフェインは脳内で「アデノシン受容体」という部分にくっつく性質があります。
アデノシンは“おやすみホルモン”のような働きをするので、カフェインがこれをブロックすることで
眠気を感じにくくなるのです。

また、血管を広げる作用や利尿作用もあるので、コーヒーを飲むとちょっとトイレが近くなるのもカフェインが要因です。
コーヒーや紅茶を飲む人たちは、このようなカフェインの効果を感じているのではないでしょうか。


なぜカフェインの構造式を刺繍しようと思ったのか?

私は理系出身ということもあり、もともと構造式を見る機会が多かったです。
その中でもカフェインは、誰にとっても馴染みがあり、私自身普段からお世話になっている成分です✨
そんな私が、カフェインの構造式は「知的でユニークな模様」になると思い、刺繍してみることにしました。

コーヒー・紅茶好きや理系の人にオススメできる、素敵なデザインではないでしょうか✨


おわりに:理系ならではの「好き」を形に

「刺繍」と聞くと、可愛らしい花や動物のモチーフを思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、理系ならではの「好き」を形にする刺繍も、すごく楽しく、人と違う魅力を持つことができます。

このカフェインポーチは、そんな思いから生まれた一品です。
あなたも、自分だけの“ちょっとニッチで知的なアイテム”を持ち歩いてみませんか?

※本作品は試作品です。現在販売準備中です。もう少々お待ちください。


【試作品情報】

  • 商品名:カフェイン構造式ポーチ
  • サイズ(外寸):13cm×9.5cm
  • 刺繍モチーフ:カフェイン分子構造式(手刺繍)

色々な構造式に挑戦しています✨